
みなさんは、何時ころに寝ていますか?
PDの方は、自律神経の調整がうまくいかない方が多いので、睡眠に関しても、昼間に急に眠くなったり不眠になったり、いろいろお悩みの方も多いと思います。
私の場合は、夕食後にすごく疲れやすく、20:00頃には横になりたい欲求が高まり、それにより早々に寝てしまい、深夜に起きて、また作業して明け方に寝るということがおきています。
そうやって、睡眠がまとまって取れなくなってしまうと、何か影響があるのか、今回は、その「睡眠の断片化」を認知症との関係にフォーカスして考えてみます。
PDの方は、レビー小体型認知症になる確率が、一般の人よりも高い傾向があるそうなので、早めの対策が必要だと思います。
我が家の状況
我が家の場合は、夕食時間が18:00頃ということもあってか、20:00頃には、とても疲れて横になりたくなります。
「眠たい」わけではなく、疲れというか電池切れで、起きていられない状態になります。
ひたすら横になりたくなるんですよね。
場所はどこでもよくて、イスから滑り落ちるようにフローリングの床に横になってしまうんです。
それで、横になっていると、いつの間にか寝てしまっていて、ふと目が覚めると23:00とか1:00になっているんですよ。
そして、そこからまた仕事を始めるというスタイルが、週のうち3日くらいあります。
ヤバいですよね?
電池切れの時でも、できるだけ横にならないように努力しているんですが、横になりたい誘惑には負けてしまうんです。
そんな不規則な睡眠生活でも実生活には問題はないので、このままでもいいかなと思ったんですが、睡眠時間と認知症リスクが気になったので、gpt-o3先生に聞いてみました。
結論から言うと「睡眠の断片化は認知症リスクを高める可能性がある」そうです(汗
このままではヤバいです。
そもそも夕食後に疲労感が出るのはなぜ?

食事の後に眠たくなるというのは、往々にしてあると思いますが、眠たいのではなくて「疲れる」んですよ。横になりたいんです。
調べてみると、夕食後に疲労感が出るのは、以下の要因があるそうです。
| 主な要因 | 20時ごろに疲労感が 強く出やすい理由 |
|---|---|
| 食後低血圧(PPH) 消化管に血液が集中して血圧が急低下。 PDでは自律神経障害により発生率が高い。 |
夕食(18時)から30–90分後に血圧が最も下がり、 倦怠感・めまいがピークになりやすい。 |
| サーカディアンリズムの前進 メラトニン分泌ピークが健常者より早く 「早寝早起き型」に傾く。 |
19–20時ごろに“眠気スイッチ”が入るため、 横になるとそのまま寝落ちしやすい。 |
| 中枢性疲労 ドパミン・ノルアドレナリン枯渇、 脳炎症などが絡み合い、 神経ネットワークのエネルギー不足を招く。 |
夕方以降は神経伝達物質がさらに減少し、 “やる気スイッチ”がオフになりやすい。 |
| 睡眠断片化 夜間の覚醒やトイレで細切れ睡眠になり、 深いノンレム睡眠が不足。 |
昼間の疲労が蓄積し夕方に限界が来る。 20時の居眠り→夜間覚醒→再入眠の悪循環。 |
この中で、一番考えられるのは「食後低血圧症」ですかね
朝は、6:00過ぎには起きていますし、晴れていれば、朝日を拝むようにしているので、 サーカディアンリズム(体内時計)の乱れは、少ないのかなと思っています。
疲れに関しては、夕食前後で血圧を測って観察したいと思います。
睡眠の断片化と認知症のリスク
結果的に言うと、一晩のあいだに短い覚醒(マイクロアラウザル)が頻回に起きる場合、認知症のリスクは高まるようです。
- Rush Memory & Aging Project(米)
断片化が1SD増えるごとにアルツハイマー病(AD)発症リスク+22%(HR 1.22)。上位10%は下位10%の1.5倍。
Sleep Fragmentation and the Risk of Incident Alzheimer's Disease and Cognitive Decline in Older Persons - PMCCross-sectional studies suggest that sleep fragmentation is associated with cognitive performance in older adults. We te... - Rotterdam Study(蘭, 2024)
断片化が高いと8年後のアミロイドPET集積↑。とくにAPOE4保因者で顕著。
Disordered Sleep-Wake Cycle Raises Risk of Amyloid... : Neurology TodayAn abstract is unavailable. - 睡眠長の“標準偏差”が大きい人は認知障害が約3倍
Sleep Duration and Variability Linked to Cognitive Decline Among Older AdultsSleep quality is associated with cognitive decline in older adults, particularly sleep duration and longitudinal sleep v... - 120分以上の昼寝で認知症リスク66%増
Access to this page has been deniedpx-captcha - 睡眠総量は、7 h付近が最も高い認知機能を示し、1 h増減ごとにスコアが低下
Impact of sleep duration on executive function and brain structure - Communications BiologyTai et al. examine sleep, cognitive and brain imaging data from middle-to-late life healthy individuals from the UK Biob... - 同じ時刻に“眠っている/起きている”確率が低い(SRI≃40)人は、最も規則正しい人(SRI≃71)と比べ 認知症発症ハザード比1.5倍。時間帯を問わず「日替わりで睡眠相が揺れる」こと自体がリスク。
Association of the Sleep Regularity Index With Incident Dementia and Brain Volume - PubMedSleep regularity displayed a U-shaped association with risk of incident dementia. Irregular sleep may represent a novel ... - パーキンソン病(PD)はもともとレム期異常や自律神経障害を伴い、リズムが崩れやすい。PD+低SRI 群はレビー小体型認知症への移行が早いとの報告。
Self-reported sleep fragmentation and sleep duration and their association with cognitive function in PROTECT, a large digital community-based cohort of people over 50 - PubMedOur findings suggest that short and long sleep durations and fragmented sleep, may be risk factors for a decline in cogn... - 夕食後の低血圧やPD由来の疲労で20 時前に寝落ち→深夜スマホ光で覚醒→再入眠が浅いという 日替わりパターン は SRI を下げ、UK バイオバンク解析では +50 % の認知症リスク に相当
Association of the Sleep Regularity Index With Incident Dementia and Brain Volume - PubMedSleep regularity displayed a U-shaped association with risk of incident dementia. Irregular sleep may represent a novel ...
脳内の老廃物の掃除の仕組み(グリンパティック仮説)に関しては、質の高い連続睡眠が有益なのは確実といわれていますが、仕組みはまだ確定していないそうです。
特に、PD患者では、PDそのものがレム睡眠行動異常や中途覚醒を起こしやすく、断片化が深刻であることに加え、レビー小体認知症の観点から見ても、PDは将来的にレビー小体型認知症へ進行する可能性があり、睡眠障害はその予測因子と言われています。
したがって 「断片化の最小化」 認知症二次予防 という位置付け的にも、断片化はよろしくないようです。
もし、自律神経の不調での夜間頻尿や、レム睡眠行動異常などで、夜中に何度も目が覚めて、朝起きても「寝た気がしない」状態が続くようでは、認知症のリスクが高まるようです。
まとめとして、睡眠断片化はアミロイド蓄積や低酸素ストレスを介して“認知症の着火剤”になり得ます。
PD患者はとくに断片化が起こりやすいため、連続した深睡眠を確保する生活や医療介入を早めに整えることが、将来の認知機能を守る最前線になります。
夕食後に寝るのはいいのか
ただ、調べていってわかったことは、「睡眠の断片化」というのは、夜間に数回目が覚めて、睡眠が細かく分断されることを言うようです。
私の場合は、夜中はよく寝られるんです。途中で目が覚めることは稀です。
私の場合は、断片化というよりも「睡眠の分割」みたいな感じですね。
それで、その睡眠の分割について調べ直してみたのですが、分割そのものよりも、分断化による睡眠の質の低下がアルツハイマーと関係があるようです。
結論
不規則な夕食後“寝落ち” →深夜覚醒 →明け方再入眠という睡眠形態は、
1.長すぎる夕方睡眠
2.日々変動する睡眠タイミング
3.夜間の明るい光曝露
を伴いやすく、認知症に関連する「睡眠の変動性」「不適切な長時間ナップ」と重なるため、リスクを高める可能性が高いと考えられます。
認知症になりにくい睡眠のポイント
睡眠と認知症との関係のカギは、寝る時間、起きる時間を決めて、規則正しい時間で深い睡眠を確保することのようです。
・長さ・タイミングの“ばらつき”を抑える
・24 時間トータルで深睡眠+REMを十分確保する
パーキンソン病では自律神経低血圧や中枢性疲労が先行しやすいため、生活リズム+軽運動+光環境で夕方の眠気をコントロールし、“寝落ち‐覚醒”サイクルを整えることが認知症の二次予防にもつながります。
認知症予防のために、個人的に注意しようと思うことは
- 20分以上継続しての昼寝はNG
横になると1時間以上寝てしまうので、昼間に眠くなっても横になって休まない。 - 規則正しい就寝、起床時間を守る
寝る時間、起きる時間を決める。寝る時間は23:00までとする - 朝日を浴びる
季節により日の出の時間が変動しますが、部屋に陽が射して来たら、10分間は、お天道酸を見つめて、深呼吸する - 寝る前、起床後に水を飲むこと
寝ている間の老廃物の排除を手助けする意味で、水分補給をしておく。
PDになると、突然電池切れして疲れて動きにくくなるので、レボドパをうまく使いながら、調整していきたいと思います。


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